営業は継続が絶対

営業活動を導入するなら「継続」しないとまず効果が現れないでしょう。

今までバリバリの営業マンとして活躍した方が脱サラして飲食業で開業したのなら話は違うかもしれませんが、少なくとも私は始めの一ヶ月~二ヶ月はなかなか効果が出ずに苦しい思いをしました。三ヶ月がたったころから徐々に来店の実感を感じるようになり、半年後から「売り込み」以外に客先で雑談を交えながら色々は要望や駄目だしを頂けるようになったという経緯があります。

その間、確実にお店の認知度やお店に対する興味・関心は少しずつ向上していたようです。

これから集客のために営業活動の導入を検討されているなら、一度きりの訪問で様子を見るようなことはしないほうが良いでしょう。

まずは近所のエリアを絞り込み、特定の訪問先に定期的に足を運ぶことから初めてみるのも手かもしれません。

後でも触れますが、訪問感覚は1ヶ月~3ヶ月の間で訪問先に合わせて適切に決めればよいと思いますが、二回目の訪問だけは1週間~2週間以内に再度訪問した方が印象が残るようです。

例えば、最初の頃は・・・

1週目:A地区 20件

2週目:B地区 20件

3週目:A地区 20件

4週目:B地区 20件

というように一ヶ月に40件の訪問先に二回訪問してみて、その後は定期訪問に移すといった流れにしたり、もう少し時間を割けるなら訪問件数や間隔を調整するなどしてみるのも良いかもしれません。

法人営業はすき間の時間で行う

私の場合は飲食店専属の営業職として活動していましたが、個人で飲食店を運営されている方でも営業回りは活用できると思っています。

集客効果に加え、情報収集によりお店の改善にもつながるので、是非取り入れてもらい活動でもあります。

ここでいう営業は「売り込み」ではありません。

認知度の向上、提案セールス、情報収集、店舗外での交流など様々な目的があります。営業活動の中のひとつの要素が「集客」なのです。

大企業ですと、マーケティング部なり営業部なりの情報収集を行う専属の部隊を用意していますが、個人経営の飲食店でも規模は違えど、同じように情報を収集し戦略を練る活動を欠かすことはできません。同時に集客効果もあるなら一石二鳥です。

話を元のテーマに戻しますが、営業活動は継続的に行う活動ですので少しずつ、時間を割ける限りの範囲でも継続して実践すれば少しずつ効果が現れてきます。詳しくは営業活動ノウハウ【実践初期偏】まとめます。

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