コンセプトについて
飲食店のコンセプトと、セールス活動の関係について書かせてもらいます。
飲食業に限らず、セールス活動で注意することは、どれだけ商品のメリットを顧客に理解してもらえかという事です。
商品のメリットを理解してもらうには、まず自分自身が商品のメリットを理解してなくてはいけません。更に言うなら、客観的なメリット理解してなくてはいけないのです。
客観的なメリットを言い換えるなら、お店の“コンセプト”とも言えます。
- 何処の誰にとって使い勝手の良いお店なのか
- どのような状況で利用すれば楽しんでもらえるのか
- 他にはないどんな商品(料理やサービス)を味わえるのか
- 以上のような特徴を、お客に受けれてもらえるためにどのような方法で提供しているのか
お店のコンセプトを、もう一度練り直し、深く理解する事が効果的な営業活動の基礎になります。
営業活動をするにしても、身一つで訪問するよりも何かチラシなりチケットなりのツールが必要になります。(欲を言えばWEBサイトや情報誌への掲載があれば尚やりやすいですが、ここではそこまで整ってなくとも問題ありません。)
要はお店の存在を知ってもらって、興味を持ってもらって…という流れを作りだすための交流ですので、なるだけお客にとっても自店のことをわかりやすく伝える工夫が必要になります。
そもそもお店の売りは何でしょうか?
これをはっきりさせるのは営業活動以前の問題ですが、営業活動はこの「お店の売り」を伝えていくことになります。
私の場合、始めの頃は割引券のようなものを持って回っていましたが、あまりぱっとしない印象がありました。最終的には「今月のおすすめ品」や「今月の旬の品」など、今のお店の状況を伝えるチラシを持って回っていましたが、それで十分興味を持ってもらえていました。
割引券を使うと単純に利益を削ってしまうことになりますので、それよりもリピートしたくなるようにお店の特徴を出したり、リピートしてくれる顧客はどういう客層であるか検討するべきかと思います。
ここでじっくり考えることで、お店に不足しているものを発見する手がかりにもなります。
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