お店の“売り”を伝える
ここではお客さんがどのようにお店選びをするか考えてみます。
これだけ多くの飲食店ができると、お客さんもシチュエーションや用途に応じて様々な選び方をします。
会社の同僚と飲みに行くのか、同僚は女性か男性か、年配の方が同席するのか…状況によって同じジャンル、料理のお店でも使いやすいお店とそうでないお店に分かれます。
そこで、お店の側から「ウチではこういう状況にピッタリですよ!」と提案、告知した方がユーザーの印象に残ります。例えば・・・
対象となる店舗がオシャレな洋風居酒屋であるとしたなら、適するシチュエーションは
- 「女性が多く参加する親睦会なら、喜ばれると思います!」
- 「若い方が多いなら、最適ですよ!」
- 「クリスマスなんかの雰囲気にピッタリです!」
のように、お客さんにとってどのような場面でそのお店を選択すれば良いのかを提案してあげなければ、意外とお客さん自身はそこまで頭を回しません。そして、自分自身に関連が薄いと判断すれば忘れてしまうようにできているようです。
お客様にとって、どれだけお店を身近に(自分ごととして)認識して頂くかによって来店される可能性は随分と違ってくるように感じます。
とにもかくにも、お店の特徴(料理、インテリア、立地、サービス、雰囲気 等々)を「こうやって使うのが最適ですよ!」、「こんな場面にもってこい!」、「意外とこういう使い方もありますよ!」というように、お客さんにとってどうなのか!を考え抜いて提案していくこと、提案できないとすればお店の特徴(売り)に盲点があるのではないでしょうか。
その盲点を炙り出すためにも、「お客さんにとってコノお店は…」と考える事が、良いアイデアをひらめくきっかけになるかもしれません。
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